怖~~い話

たぶん一ヶ月くらい前から、私が給餌している野良ちゃんのエサ場に小さな黒猫ちゃんが来るようになった。

いつもゴミ収集所のカゴの陰に隠れているんだけど、その子のためにごはんを置いておくと私が去った後に食べていたのです。

あの小顔は女の子よねぇ・・・。

避妊手術をしなければと先週の木曜日の夜、捕獲しました。

でも、捕獲器を持ちあげておっぱいを見て愕然。お乳が張っている。乳首も大きい。


やばい!!授乳中か!?( ̄□ ̄;)

でも、我が家で子育て中のママちゃんと比べると乳首のまわりにうぶ毛がはえてるし、もう離乳しているかも。

それにもし妊娠中だとしたら、生まれる直前だとしたら、リリースすべきでないし。

とにかく明日の朝一番で先生に診ていただいて、もし授乳中とわかったら即リリースすることにしました。

病院で診ていただくと「最近まで授乳していた形跡はあるけど、乳首が湿っていない」「お腹は張ってないから妊娠中ではない」ことを考えると、もう子育てを終えたところではないかという診断でした。

実際に手術していただくと、もう次の発情が始まりかけていたらしく・・・

やっぱり授乳を終えたところだったのかな?と思っていました。

では仔猫はどこ?

術後の養生のため、我が家にお泊りいただいていた黒猫ちゃん。


夜な夜な脱走を試みてケージを覆っている布を引っ張り込み、一晩中鳴いていました。

そして黒猫ちゃんを捕獲してから丸三日たった昨夜。

ある資材置き場から仔猫が這い出て来てギャーギャー鳴いている・・・という情報があり、よく聞いてみると黒猫ちゃんがうろついていた場所なのです。

黒猫さん、やっぱり子育て中だったのです!

丸三日おっぱいをもらえなかった仔猫たち、空腹のあまり隠れ家を這い出してきたのでしょう。

まだ自力で這い出せる子たちだったから良かったけど、動けない子だったら・・・死んでしまったんでしょうね。

私は仔猫を死なせるところでした。



黒白4にゃん。黒2にゃん。

三日間も飲まず食わずだったから痩せていますが、歯もはえていてお耳の位置も高いです。

仔猫用ウェットにミルクを混ぜて与えたら、もう気が狂ったように食べていました。

今日仕事が終わったら病院に連れて行きます。

こんなかわいい子たちを死なせるところだった・・・。トラウマになりそうです。(T_T)

TNRの時に判断を誤ると、こ~んな怖いことが起こるんですよね。

肝に銘じたいと思います。

170フレンズ【ひなポプのブログ】

170フレンズは、埼玉県南部を活動の拠点にしている小さな愛護団体です。 猫たちを守っている餌やりさんたちを支援し、不妊去勢手術の実施、遺棄された仔猫、負傷・病気で外での生活が出来なくなった猫の保護をしております。 不幸に生きる野良猫がいなくなる事を切に願い、野良猫問題を抱える地域でのTNRをお手伝いさせていただき、一代限りの地域猫として人と共生していく環境作りを推進しております。

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